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今藤長十郎 (三世) : ウィキペディア日本語版
今藤長十郎 (3代目)[さんだいめ いまふじ ちょうじゅうろう]

三代目 今藤 長十郎(さんだいめ いまふじ ちょうじゅうろう、大正4年1915年大正4年)10月22日 - 1984年昭和59年)8月4日)は、長唄三味線方の奏者。本名は坂田 牧助(さかた まきすけ)。東京市生まれ。
父が二代目今藤長十郎、三女が四代目今藤長十郎。 姉は女流長唄三味線の第一人者で人間国宝今藤綾子。歌舞伎役者の十一代目市川團十郎八代目松本幸四郎二代目尾上松緑の三兄弟は従兄弟にあたる。
== 来歴 ==

* 1920年 5歳のとき『雛鶴三番叟』で初舞台。
* 1929年 四代目今藤佐太郎を襲名。同年NHKで初放送。新曲『ラジオの光』を発表。
* 1942年 三代目今藤長十郎を襲名。
* 1946年 杵屋佐之助杵屋宇太蔵らと長唄協会を復活。理事に就任。
* 1956年  芸術祭、音楽祭、各種コンクールに作曲・演奏部門で参加。1972年までに芸術祭賞2回、芸術祭奨励賞6回をはじめ、民放祭賞、国際テレビ、映画祭グランプリなど、受賞は10回以上に及ぶ。
* 1964年 邦楽の垣根を越えて、清元榮三郎四代目清元梅吉常磐津英寿らと邦楽研究会を結成。
* 1969年 長唄協会副会長。
* 1982年 清元志寿太夫芸遊会を開催。志寿太夫の節付け、自身の作曲による『豊後道成寺』を発表。
* 1983年 大阪芸術大学教授に就任。
* 1984年 人間国宝。同年8月4日死去、満68歳。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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